「公務員試験 本気で合格! 過去問解きまくり! 【10】民法I 」の評価まとめ
- 総合評価:★★★★☆
- 使うタイミング:受験勉強の初期〜直前期
- 購入すべきか否か:
初学者の方:「スー過去」の購入をお勧めします。
学習経験者の方で民法の問題演習にたくさんチャレンジしたい方:この本の購入をおすすめします。 - LEC東京リーガルマインド編著です。
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「公務員試験 本気で合格! 過去問解きまくり! 【10】民法I」の良い点・悪い点
良い点
- 充実の問題数!(以下で比較するスー過去よりもページ数・収載問題数が多いです)
- 「インプット(講義ページ)」で大事な論点を把握できます。
- 「直前復習」で直前期に復習すべき問題を示してくれている。
悪い点
- 他資格の過去問題集であること。
行政書士試験と公務員試験の民法の出題範囲や難易度はとても似ていますので、この本が行政書士試験の民法の演習として有効であることは間違いありませんが、ご自身で行政書士の過去問とこの本の問題を念のため比較しておきましょう!
「解きまくり!」vs「スー過去」
比較する本
- 公務員試験 本気で合格! 過去問解きまくり! 【10】民法I (今回紹介本、以降、解きまくりと表記)
- 公務員試験 新スーパー過去問ゼミ6 民法1(以降、スー過去と表記)
行政書士試験に民法の問題演習として評価の高い「解きまくり」と「スー過去」の比較です!
価格(アマゾン販売価格)
- 解きまくり:2,090円
- スー過去:1,980円
ページ数
- 解きまくり:736ページ
- スー過去:432ページ
解説
スー過去の方が、解きまくりに比べて初心者にとって分かりやすい解説です。
一方、解きまくりの方がスー過去に比べて、条文や判例に基づいてストレートな解説です。
難易度・重要度の分類
難易度の分類:
- 解きまくり:基本・応用の二段階
- スー過去:*〜***の三段階
重要度の分類:
- 解きまくり:必修問題と応用問題に分類
- スー過去には、重要問題に⚡マークがついています。
まとめ
いっくん
解きまくりとスー過去、甲乙つけがたいけど、
スー過去のほうが解説が丁寧。
一方の解きまくりは説明が明快で、中級者の方の実力アップに適しています。
解説の内容から初学者にはスー過去、学習経験者には解きまくりをお勧めしたいと思います。
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