情報の集約化 in 行政書士試験

勉強法

本試験に向けてテキスト・六法・過去問などの情報を集約した方が良いという議論を良く聞くと思います。

ところが,情報集約する意味なんてあるのだろうか…?
意味があるとしてもどうやって情報集約すれば良いのか…?
などお悩みの方が多いと思います。

そこで本記事では,情報集約化の必要性・目的を考え,
最後に実践的な集約化の方法について紹介したい思います!! 

そもそも情報の一元化は必要なのか?

結論から言うと、

必要』だと思います!!!

その理由は以下のためです:

  • 知識のネットワークを構築する。
  • 復習のスピード・効率性を上げる。

知識のネットワークとは?

資格試験で一番大変なことは暗記だと思います。
行政書士試験は覚えることが膨大なので,暗記にも工夫が必要です。
 勉強法マニアの自分から言わせると,『知識のネットワーク』化は効率的な暗記法の一つです!

たとえば・・・

  • 一ヶ月前に食べた晩御飯は思い出せるでしょうか?
  • 好きな異性と最初に食事した内容は覚えていますか?

 おそらく、
①はさっぱり覚えてない人がほとんどだと思いますが,
付き合い始めて一ヶ月のカップルなら,②はほとんど人が答えられると思います。

 なぜでしょう?

それは,“大事なこと(好きな異性)”と“食事”がネットワーク化されているからです。

 

では、次に、本試験でも必要な条文知識を問いたいと思います。

 詐害行為取引行為の時効は何年間か?

正解は,

  • 債務者が債権者を害することを知って行為をしたことを債権者が知った時から二年
  • もしくは,行為の時から十年を経過したとき

民法426条:詐害行為取消請求に係る訴えは、債務者が債権者を害することを知って行為をしたことを債権者が知った時から二年を経過したときは、提起することができない。行為の時から十年を経過したときも、同様とする。 

この詐害行為取引行為の主観的時効の期間について、知識のネットワーク化小技を使ってみたいと思います。
“詐害”という熟語をよく見ると、その中に2つの口がありませんか?
だから、詐害行為取引請求の時効は2年と覚えてしまいましょう!

少し強引ですが、おそらく皆さんの頭の中にも
詐害行為取引行為 – 口が2つ – 主観的時効が2年
という知識ネットワークが構築され、記憶に残ることが期待されます ♪
是非、知識のネットワーク化を意識して暗記してみてください。

行政書士のカリスマ講師も情報集約化の重要性を述べている

少し話が逸れたので,主題の情報集約化に戻りたいと思います!

カリスマ講師の一人であるアガルートの豊村先生はその著書で以下のように仰っています。

テキスト・六法・過去問題集・問題集を学習四天王と位置づけた上で、
これらの学習四天王の『該当箇所の関連知識を参照したいときにすぐに検索できるようにしておくこと』

行政書士試験豊村式合格メソッド100, 豊村慶太 (著), p36
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自分もこれをやってました。
つまり,過去問題集には六法の条文番号を,テキストには過去問の出題歴などをメモっておきました。
このようにメモっておくことで,テキスト – 六法 – 過去問の知識が紙面上でも頭の中でもネットワーク化され,記憶の定着に繋がります。

管理人いっくん@issay_univがやっていた超集約化メソッド

自分は六法に情報集約化しました! 

  • 条文の間に重要判例の挿入しています:
条文に判例をメモ

条文と判例を同時にチェックして、知識をネットワーク化させます。

  • カリスマ先生たちの記述式の予想問題の情報を集約化(付箋を貼る)させる:
記述式予想問題 – 付箋

これによって試験直前期に劇的な得点力アップに繋がりました。R3は平林先生の予想が当たりました♪

試験まではまだ11か月以上ありますが,情報集約化も意識しながら勉強を進めていきましょう! 

いっくん@issay_univ 

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