はじめに
2021/12月、2022年度版の行政書士試験のテキスト・問題集が発売され始めました。
やはり、受験生の皆さんはどの問題集やテキストを購入すべきか迷っているご様子。
このブログと連動しているTwitterの方で『他にも問題演習の良い本無いですか?』とご質問頂きましたので、今日はおすすめの過去問題集を紹介したいと思います!
「行政書士 トレーニング問題集 4行政法」の評価まとめ
- 総合評価:★★★★☆
- 使うタイミング:勉強初期〜試験直前
- 購入すべきか否か:”あしべつ”だけではもの足りないと思っている方に特にお勧めです!
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「行政書士 トレーニング問題集 4行政法」の良い点・悪い点
良い点
- あしべつに比べて圧倒的に収載問題数が多い!
- 満足感ある770ページ
- 一つの論点に対して複数の設問が収載されている(この本を使う最大のメリット)
あしべつは、一つの論点を一つの問題点にまとめてしまっているため、応用力を伸ばすためには適していません。
この本は一つの論点に対して多角的に質問された問題が収載されているところが素晴らしいです! - オリジナル問題や他資格問題も収載
悪い点?
- 分厚い
携帯には不向きかもしれません。自分は分割して使っていました。 - 一色刷り
これは好みによると思います。自分は色が多すぎると苦手なのでむしろ一色刷りの方が好きです。 - ”問題”と”解説”の見開きにおける表示の配置が一致していない。
収載問題数が多いため仕方ないと思いますが、あしべつは一致しているのですが、この本は一致していないです。
ブラインドシートが付いているので大きな問題では無いです。

まとめ・コメント
この本はとても挑戦的で、巻頭に以下のようなことがコメントされています!
記憶は繰り返すことで定着します。合格するためには繰り返し解く(回転させる)ことが重要です。
最低7回転、できれば
10回転
を目標にしてください。そのため、問題に書き込みをせずに繰り返し解けるようにしておきましょう。
行政書士 トレーニング問題集 4行政法 2022年対策 (合格のミカタシリーズ), 前書きiv
確かに、この本を10回転すれば、かなり力がつきそうです(笑)
ゆーき大学さんと行政書士独学応援さんのバトルでも話題になりましたが、
”あしべつ”は基礎力をつけるためには良い本ですが、”あしべつ”一冊で合格できるほど行政書士試験は甘く無いです。
例えば以下のように問題集を使ってみましょう
- 基礎的な論点の確認:あしべつ
- 行政法を集中的に鍛えたい:行政書士 トレーニング問題集 4行政法(今回紹介した本)
『問題集は一冊に限定した方が良い』と縛りプレイを推奨される方がいますが、あえて縛りプレイはせず、特に勉強初期は、自分に合った本や勉強法を探してみてください!
いっくん@issay_univ
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